表情恐怖症を和らげる考え方

社交不安

表情恐怖症とは、社交不安症の1つの症状です。
人と話すときに顔がこわばってしまう、不自然な笑顔になってしまう、などの症状です。

私はこれまでこんな悩みを抱えてきました。

・目を見て話すと嫌な印象を与えてしまうのではないかと思い、目を見て話すことが苦手。
・無理して笑おうとして不自然な笑顔になってしまう。
・自分の表情の不自然さが相手に伝染して、相手の表情も不自然になる。

そんな私ですが、今では表情恐怖症とうまく付き合い症状を和らげることができています。
今回は、私が実践し、とても生きやすくなった考え方をお伝えします。
これを読んで、表情恐怖症で悩んでいる方の生きやすさに少しでもつながると幸いです。

 

表情恐怖症が出たらだめだと思わない(自己否定しない)

表情恐怖の症状が出たらだめだと思えば思うほど、自分の表情が気になってしまいます。
その結果、自分の表情への意識が高まり、症状が出やすくなってしまいます。

表情恐怖症が出てしまう自分はダメだと思うことは、自己否定をしている状態です。

自己否定をすると、自分に自信がなくなります。
さらに、自分で自分を認めることができないので、他人から認められることで自分を満たそうとします。
そのため、他人からどう思われるのかという、「他人から見た自分の姿」を気にしてしまいます。
自分のありのままを受け入れていないため、周りから認められる自分を演じてしまうようになるのです。

ここに、表情恐怖症が出やすくなってしまう原因があります。

ますは、表情恐怖が出てしまう自分はダメだと自己否定しないことが大切です。
表情恐怖症が出てしまうのは、これまでの過去の体験が関係しています。
自分なりに頑張って生きていた過去を否定することなく、よく頑張ってきたと認めてあげることも大切です。

 

表情恐怖症が出てもいいと思う(自己受容する)

自己否定ではなく、自己受容することが症状を和らげるポイントになります。
自己受容とは、自分でダメだと思っている面も含めて、ありのままの自分を認めて受け入れることです。

表情恐怖症が出てしまう自分でもいいじゃないかと思うことは、自己受容していることになります。

自己受容ができれば、自己肯定感が高まり、自分に自信が持てるようになっていきます。
周りに受け入れられる自分を演じるのではなく、ありのままの自分でいいと思うと心が軽くなります。

表情恐怖症が出てしまう自分でも大丈夫。
表情恐怖症が出てしまうのはこれまでの色々な背景があったから。
繊細な自分、気遣いができる自分、優しい自分。
そんな自分を丸ごと受け入れ、大切にしていこう。

このように思えると、表情恐怖症が出ても別にいいかなと心が楽になります。
別にいいかと思えると、自分の表情のことが気にならなくなっていきます。
そうすると、表情恐怖症は自然と和らいでいきます。

まとめ

人それぞれ個性があり、得意なことも苦手なことも必ず持っています。
それが自分らしさであり、魅力になります。
表情恐怖症で悩んでいる方は、他人に対して優しくできる人です。気遣いができ、誠実な人です。そして周りから信頼される人です。

自分否定ではなく、自己受容をしていくこと。
他人にどう思われるのかではなく、自分がどうしたいのか。
この基準で行動していくと、表情恐怖症は和らいでいくと思います。
表情恐怖症で悩んでいる方の生きやすさに少しでもつながると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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